2025年11月22日土曜日

お米の存在感

令和7年産の新米が出る頃となりましたが、お米の価格が下がりませんね。
元々新米は前年産よりも高値で出るんですが、今年は新米の値段が高すぎて、売れ行きがかなり悪いとのこと。
米問屋の倉庫も新米が出ないために空きが作れず、新米を入庫できていないようです。
 
 
 
 
何やら、実需が減るほど高騰が続き、どこかが耐え切れずに投げ売りを始めて、バブルが崩壊する寸前にも見えますね。
鈴木農水大臣が、価格は市場に任せると言うのも、このような需給が数字として見えていて、判断に影響しているのは間違いないんでしょう。
 
しかし、かつては米以外の主食は考えられないなんて時代がありましたが、ネット上のコメントを見ると、パンや麺類に主食が移行しているようですね。
隔世の感があります。
よく「産業の米」なんて喩えられ方もしますが、何十年も経つと、必需品という意味での「〇〇の米」という感覚が、もしかしたら失われているかもしれませんね。
そんな米と移行先ですが、データで見ると面白い答えがあるようです。
 
 
パンに移行したというコメントは結構見るんですが、パンは微増程度で、実際に大きく移行した先は麺類。
そして上の記事には、ヨーグルトの増加が大きいことが示されています。
つまり、朝食が和食から洋食に変化していると。
意外な品目が出てきて、なかなか面白い。
さらには、朝食や昼食で米食を抑えつつも、夕食は米食というこだわりも見え隠れします。
これも、日本人にとっての、今のお米の存在感というものが見えて、面白い結果ですね。
 

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