そして、国会質問で首相の周辺職員の勤務時間への影響を突っ込んだ党が、事前通告が遅くなりがちな党だったというのも明らかとなり、質問者への盛大なブーメランとなったのも面白いところです笑
よく練られた上質な喜劇を見ているようですね。
国会にそれは求めて無いんですが・・・
それはともかくとして、午前3時に仕事を始めるとは、夜型の自分から見ると、なかなかにハードルが高い。
この猛烈なハードワークで思い出したのが、早雲寺殿廿一箇条。
北条早雲こと伊勢新九郎盛時が制定した心得兼分国法ですが、この2条に早起きが記されています。
午前4時の寅の刻には起床し、明け六ツである午前6時には出仕しなさいとあり、夜は五ツである午後8時には寝るように心がけよと。
最初にこれを見た時には、毎日4時起きなんてハード過ぎると思ったものですが、午後8時就寝というのを考えると、かなり朝シフトなだけなんですよね。
睡眠時間はたっぷりで、実はQOLが高い。
当時の燈明は荏胡麻油の時代で、まだまだ生産量も少なく高価ですから、質素倹約が生活信条だった盛時は、光熱費の節約を促すという面もあったようです。
夏ならば、ちょうど日の出から日の入りの時間ですしね。
欧米で導入されているサマータイムの趣旨に通じるものがあります。
無駄が無く合理的。
ただ、冬の午前4時は、布団が強烈な魅力を持つ時間ですが笑
今回の首相の働きぶりを見て、久々に思い出しました。
ハードワークもいいですが、国家のトップが倒れるのも都合が悪いですから、体調管理をしっかりして、今後も頑張って欲しいものですね。
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