2025年11月13日木曜日

午前3時 その2

引き続き、高市首相の午前3時の勉強会の話をば。
午前3時の勉強会について質問を受けた際、高市首相はこんなことも言ってました。
「衆院宿舎のホームFAX、10枚ぐらいで紙がガーッと詰まるやつ」
もっと良いやつを設置してやれよぅ・・・
議員宿舎なんですから、家庭用ではなく、業務用の安定稼働するFAXを置いてあげてください。
ただ、業務用FAXというのも、脱紙業務、ペーパーレス化という流れもあって、今は選択肢が少なくなりつつありますね。
かつて業務用FAXを製造していたメーカーの内、パナソニック、NEC、リコー、京セラ(ミタ)といったところが、すでに生産を終了しました。
なので、買い替えたくても、物も無ければサポートも切られるという状況が出てきており、調達に工夫が必要だったりします。
まだ現在も生産しているのは、キヤノンとかエプソンとか、あとは家庭用やSOHO向けで存在感を出していたブラザーとかが粘っています。
それでも、純正のファックス単体機能の機器というのは無くて、コピー機能やスキャン機能が付いている場合がほとんどです。
と言うか、プリンターにFAXが付いている、という形ですね。
あと、卓上機ではなく、大型コピー機にFAXが付いて複合機になっていたりします。
こちらもコピーだけではなく、プリンターとして印刷したり、FAXとして使ったりという感じですが、FAX自体が減っている今、大型複合機での運用が増えているんではないでしょうか。
そんな中、FAXの業務をお客さんの絡みもあってやめられないけどデータとしても残しておきたい、という要望がありまして、色々と探した結果、富士フイルムの複合機を利用してデータ化したことがありした。
それについて、備忘録的な感じで少しだけ。
まずは、複合機に届いたFAXをSAMBAを使ってファイルサーバーに保存をする設定をします。
保存は、プール用と保存用フォルダの2ヶ所に。
ここまではどこのメーカーでも多分同じだと思いますが、富士フイルムの場合は、富士フイルムのDocuWorksという形式で保存できるのがミソ。
DocuWorksはビューアーがバッチ起動できて、印刷ジョブを飛ばせるんですよね。
なので、ファイルサーバーに30分間隔などでバッチ起動のタスクを設定しておき、プール用に溜まったFAXデータを印刷するようにしておく。
同時に、プール用フォルダのファイル削除も仕込んでおきます。
一方で、PCにインストールしたDocuWorksトレイに、新着プール用フォルダに保存されたFAXが表示されるので、PCに取り込んでファイル上で受信スタンプを押すなどといった編集し、FAX業務を処理することも可能。
従来の方法でFAX業務をしたい人も、PC上ですべてを済ませたい人も、どちらにも対応可能なハイブリット運用が可能というわけですね。
ペーパーレス化したいが、混乱の懸念があるので緩やかに進めたいという時に使えます。
また、紙が必要な現場と事務所が離れている場合とか、FAX回線の場所に縛られず小さな卓上プリンターを好きな場所に置いて出せますので、これもなかなか便利ですね。
 

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