基軸通貨国のアメリカ国債は、最上位格付けというのが今までの常識でしたが、それが覆りそうです。
色々な経済系の計算でも、安全資産と言えば国債。
その中でもアメリカ国債は最上で、その利率が安全資産の基準として使われたりもします。
それが格下げとは。
年間財政赤字と金利負担の増加傾向がその理由ですが、この部分は簡単に改善できそうにもないので、格付けが早く戻るというのは難しそうです。
ちなみに、Aaaの格付けを持っているのは、北欧諸国やドイツ、スイス、それにカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール。
日本の国債の格付けは現在A1。
最上位のAaaから4段階下です。
また、石破首相が答弁で例に出したギリシャはBa1。
対GDP債務比率などからその答弁になったと思われますが、投資の参考となる格付けには、かなりの差があります。
首相が公に出すコメントとしては、短絡的ですね。
もうちょっと精査して答えてほしいところです。
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