2015年2月5日木曜日

両毛・新潟ツーリング その12

前回のあらすじ

蔵王堂城、栃尾城、順調!
天気も良くて気持ちよし。
 
栃尾から向かうのは与板。
与板の本与板城も13年前のリベンジで、その時は城の案内図のある麓までは行ったけど、登城せずじまい。
長岡に泊まって、新潟へ向かう途中で寄ったっけ。
懐かしいですわ。
ただ、栃尾から与板方向には目ぼしい国道が無いので、現地で県道を確認しながら西方向へ直線的にルートを選択していきます。
田舎でこういうルート選択の仕方をすると、信号が少なくて停車時に確認するということもできないので、感覚的な方向と直感で選択することになるんですが、これ以上無いというぐらいのベストな選択をする場合と、いつの間にやら逆方向みたいな選択になる場合があります。
まさにギャンブル!
いや、そこは止まって確認せい(笑)
今回は、そういう意味では、ほぼ当たりでした。
途中に見附があるので、その案内表示を参考に道を辿り、県道19号線に出て見附を通過し、南へ緩やかに曲がっているのが解ってすぐ軌道修正。
そして、産業団地から国道8号線に。
後は、与板へは県道20号線しかないので楽勝です。
なんか勝った気分(笑)
誰に?

改めて与板の地図を見てみると、兼続お船ミュージアムとか、幟とか、例の大河ドラマの影響なのか、観光地化が進んだ様子。
前に来た時には、そんな観光地の雰囲気なんてカケラも無かったのに、大河ドラマの影響って凄いもんだ。
肝心の本与板城はと言うと、ここにも幟が立ってましたが、草は刈られておらず、下草が生え放題。
本丸たる実城は楽に散策できましたが、二ノ郭と三ノ郭は遊歩道部分以外がやや藪化しつつある状態です。
そして南郭は、行けなくはないが草木を払う装備が要る状態でした。
大河ドラマやってる頃は綺麗に整備されてたんですかね。
でも人が多いとゆっくり散策できないし、痛し痒し。
ちなみに、与板には本与板城と与板城の2城あって、本与板城から与板城へ与板の主城が移されたと考えられていますが、その時期や並存したかなどはあまりよく判っていません。
13年前に登った与板城は、本与板城よりも急峻で、もっと山城という感じでしたね。
そういう意味では、ある程度状況が切迫した背景があったのかもしれません。

城を散策してみると、実城には何故か城址碑が2つありました。
その1。

 
その2。


この碑の後ろにある盛り上がりは土塁です。
実城は四周をほぼ土塁が囲っていたようで、非常に良好に残ってる部分もありました。
続いて二ノ郭。
藪化しつつある部分とすっきり下草の無い部分があるけど、何故なのか。

 
次は三ノ郭。
何故か二ノ郭よりも下草が無くて散策し易かったという(笑)

 
城へアクセスする道路がちょうど工事中で、途中でバイクを置いて城に行ったんですが、工事が終わってから城内の整備に取り掛かる予定だったのかもしれません。
でも季節が季節なんで、整備してもすぐ草だらけになりそう・・・
あと、13年前の案内板のイメージの場所が無かったんですが、城へ行くルートは別にもあるんですかねぇ
 
与板からは、再び国道8号線近くまで戻って、中之島見附I.C.から北陸道でビューンとひとっ飛び。
いや、まだだ、まだ終わらんよ。
金色じゃない青いマシンで呟いても様になりませんが、まだリベンジは終わらない。
13年前に薄暮の中で撤退した柏崎がある!
柏崎I.C.まで北陸道で走って、国道8号線に下り、西へ行けば目的地はすぐそこです。
例の如く、1度行き過ぎて米山台でターンして来ましたが(笑)
目的地とは、枇杷島城!
宇佐美定行のモデルと言われる宇佐美定満の居城です。
城跡は、前に訪れた当時は柏崎農業高校、現在は柏崎総合高校と呼ばれる高校になっていて、はるか昔は土塁なんかが残っていたらしいですが、今は城址碑しかありません。
その城址碑が目当て。
それしかないんですが、その碑さえ見れればちゃんと行った気になるという(笑)
で、撮ってきました。

 
これ以上無い満足ですわ。
これで、13年前に鵜川を眺めて佇んでいた自分自身も浮かばれることでしょう。
いや、死んでませんけども。
ついでにその鵜川。

 
往時は曲がりくねった川で、枇杷島城の堀の役目を果たしていました。
今は河川改修で直線的になってますけどね。
 
まだ3日目の昼時ですが、ここで今回のツーリングは撤収。
こっから高速をぶっ放しても、帰宅は夜。
新潟遠いっす!
帰りは京都ナンバーの軽と大阪ナンバーのマークXとで、抜きつ抜かれつの同じペースで走行。
全く知らない同士ながら、妙に親近感が湧きます。
そのランデブーも敦賀I.C.で終了して、こちらは下道へ。
この日没間近の時間、京都大阪を通るのは危険。
草津や瀬田の渋滞が待っている。
昔は天王山トンネルという如何ともし難い渋滞大王が居ましたが、トンネル4本化以降は大人しいもので、あの頃に比べたらどうってことはないけどもね。
若狭の辺りも、舞鶴若狭道が全通して北陸道と接続すれば、もう少し早く通過できるかな?
待ち遠しいですな(^^)
全通したら、北陸へ行こう!
 
1日目:621.8km
2日目:403.5km
3日目:765.9km  合計:1791.2km
 
参考:
本与板城
与板城
枇杷島城

地図付きはこちら
 

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