2025年4月20日日曜日

姫路城小天守

前回の記事で取り上げたように、万博の開催に合わせた姫路城の春の特別公開で、小天守が公開されています。
仕事が休みの日に天気が良かったので、ちょいとバイクで行ってきました。
バイクで姫路城に行く際の注意点は、大型バイク用駐車場が少ないこと。
知る限りでは、大手前公園地下駐車場しか止めるスペースが用意されていません。
他の駐車場は、125ccまでなら止められる場所もあるんですけどね。
ただ、大手前公園地下駐車場は、三ノ丸大手門からすぐの場所という1等地で、台数も48台と非常に恵まれた駐車場です。
入口がちょっと判りづらいですが。
 
さて、駐車場にバイクを止め、いざ姫路城へ。
予想通り外国人観光客が多いですが、平日のためか、激混みというほどではありません。
桜の季節が終わってすぐというタイミングもあるんでしょうね。
大手門である菱の門をくぐると、まずは千姫ゆかりの西ノ丸へ。
ワの櫓の横から入って百閒廊下を歩いて行きます。
全国に残っている城郭建築物の中でも、この百閒廊下ほどの長さで多門櫓が残っている城は、無いんじゃないでしょうか。
その長さ約240m。
しかも途中で階がひとつ上がるという、ちょっと変わった構造をしています。
他に類を見ない巨大な大天守も、姫路城に現存する櫓の特徴のひとつですが、この百閒廊下も、姫路城でしか見ることができないという城郭建築物なんですよね。
 
西ノ丸探索を終えた後は、順路通り大天守へ。
大天守は、紹介するサイトがたくさんあるので感想だけ。
ここでは日本人が少数派でした笑
大天守を降りて向かうのが、今回の目的の小天守とそれを繋ぐ渡り櫓。
入場料1000円を払い、いざ行かん。
順番は、東小天守から乾小天守、そして西小天守を回って大天守入口に戻るという順路です。
まずは東小天守。
 
 
東小天守から見えるのは、正面の乾小天守と左の大天守です。
大小天守の連結の内側の、このアングルは貴重ですね。
東小天守の先は、乾小天守の間にロの渡り櫓があります。
 
 
ここは、映画撮影にも使われる場所とのこと。
なかなか重厚感がありますね。
それと、別料金ということで、観光客の少なさが写真から見て取れますでしょうか。
非常に快適でした笑
このロの渡り櫓の床には、釿(ちょうな)の後が残っています。
 
 
釿の跡は、独特の雰囲気があって、個人的には大好きです。
ロの渡り櫓の先は乾小天守。
大天守の対角にある小天守で、3棟ある小天守の中で最も規模が大きい櫓ですね。
ここからは大天守がよく見えます。
 
 
東小天守とロの渡り櫓もバッチリ。
 
 
続いて最後の小天守である西小天守。
 
 
なかなか貴重な体験でしたね。
公開は25日までです。
姫路城に寄る予定がある人は、是非見学してみてください。
特にロの渡り櫓と、いつもと違う大天守のアングルは、かなりお勧めです。
 
参考:
 

0 件のコメント:

コメントを投稿