2021年1月12日火曜日

緊急事態宣言再発令

1/7に緊急事態宣言が首都圏の1都3県に再発令されました。
我が地元の兵庫にも、間もなく発令されそうな感じです。
まぁこれだけ感染者が増えてしまっては、仕方のないことでしょう。
ただ、増え方がちょっと急激すぎるんですよね。
確かに若年層なんかは一時に比べて緩んでいる感じですし、クリスマス、正月というイベント要因はあるんですが、それにしても急すぎます。
ここで気になるのは、感染力が増した変異種。
イギリスの変異種と南アフリカの変異種がよく報道されていますが、アメリカにも変異種が登場したという報道があります。
それらが国内に既にかなり入り込んでいるのではないか・・・という疑念が浮かんでしまいますね。
変異種が蔓延段階になっているイギリスでは、全国的なロックダウンをしても一向に減らないどころか、増える傾向にすらなっています。
東京の状況を見ていると、それが連想されるぐらい急なんですよね。
杞憂であればいいんですが。
 
ただ、感染症の世界では、より感染力を得る方向に、より弱毒化する方向に、ウイルスは変化して行くというのが常識で、変異自体は長期的に見れば人間にとって良い事でもあります。
コロナウイルス同士では、やはり感染力の強い方、宿主を殺さない弱毒の方がより活動範囲を広げていけるわけですから、そちらのほうが生き残りやすいのは間違いないわけです。
しかしながら、近々のニュースに出てくる変異種は、今のところ弱毒化したという事実は無いということで、そこは残念なんですが。
変異による弱毒化、つまり普通の風邪になる変異を早くして欲しいと祈るばかりですね。
既に、東京も神奈川も、濃厚接触者の追跡を諦める段階にまでなってしまっており、完全に蔓延のフェーズになっていますから。
あとは、ワクチン。
2月下旬から接種という話ですが、腰の重い厚労省にもうちょっと頑張って欲しいところですね。
ワクチンにしろ、薬剤にしろ、病気とのリスクの天秤でしかないわけですが、そろそろワクチンを早く接種できるようにするリスクの方が感染拡大のリスクより低くなってきているように思います。
世界各国では既に接種が始まっていて、ある程度の臨床データはあるわけですしね。
医療関係者が打ち終われば、とりあえず感染症5類対応でも可能になり、医療負荷は格段に下がります。
コロナへの治療方法がある程度判ってきていますから、現在の最も大きな問題である医療崩壊の回避が期待できるのは大きい。
でも・・・お役人の腰が重いのは変わらないんやろな~
 

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