2013年12月28日土曜日

ここ数日の報道で

ここ数日、辺野古の埋め立てが承認されたり、首相の靖国参拝があったり、大きいニュースが相次いでいます。
まぁ、人によって賛成反対は当然あるでしょうが、報道で気になった点が2つほど。

まずは神戸新聞。
神戸新聞は首相の靖国参拝には否定的で、ものの見事に反対意見が紙面を占めてるわけですが、後ろの方に憲法学の学者さんの意見が載っている記事がありました。
当然ながら、憲法に関することや憲法学的見地に立った意見が読めると思ったんですが・・・
普通にその学者さんの政治意見とその分析が載ってました。

ん?

え?

いやいやいやいや。
有識者の意見ってその専門分野だから貴重なんであって、全くの門外漢ではないにしても、専門外の事を言われても困る。
政治的な見解や分析なら、政治ジャーナリストや国際政治学者の方が確実に詳しいし、そっちに聞くって(^^;)
国内に、教授から助教授や助手、果ては講師や臨時講師まで、有識者と名乗れる人が万人単位でいるのに、専門外の事を聞いてどうすんねん。
ネットやってりゃ素人でも一次ソースをいくらでも収拾できてそこそこの意見を吐ける時代に、専門外の人の私見なんていらんのですわ。
参拝が、憲法や法律のどの部分に論拠が在り、どの部分に抵触するか、なんて意見が欲しいんです。
こんな記事、全く参考にならない。
ただでさえ、地方紙は全国記事は共同通信なんかの通信社のコピペばっかりって言われてるのに、こんなんじゃ益々信頼性を失ってしまうよ。
知り合いに神戸新聞がらみの人もいますけど、大丈夫か?神戸新聞。


次はTBS。
辺野古の埋め立て承認に対し、金平さんが知事に質問する場面。
金平さんは、報道特集のキャスターの人ですな。
この質問が文字に起こされてますが、これが酷い。
「仲井真さんは・・・常識的な日本語能力をお持ちの方と思うのでお聞きするが・・・」
とか、
県の開いた記者会見なのに、
「申請のあった場所は県内か、県外か?」
とか、
何この法廷的質問。
誰もが分かりきってる事に対して、言質をとってどうする。
小馬鹿にしたような持って回った嫌味ったらしい質問の仕方で、限られた時間での質疑応答なのに時間の無駄やし、かなり失礼ですわ。
地方行政のトップたる首長にする質問の仕方じゃない。
そら仲井真さんも怒りますわ。
政治ジャーナリストなら単刀直入に、公約と承認との整合性はどうするのか?って聞けばいいのに。
これが政治記者として実績のある人っていうんだから驚く。


なんかねぇ、いろいろと大丈夫?
もっとマスメディア頑張れよ!
だから世界で、日本のメディアはレベルが低いって言われるねん。
ネット上のたくさんの素人に突っ込まれてるんやで?
ほんま頼むわ・・・

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